京都大学総合研究推進本部(KURA)

キャリアディベロップメント

京都大学では、研究者一人ひとりが自分らしいキャリアを築きながら、安心して研究に取り組めるよう、制度や環境の整備を進めています。

若手研究者のキャリア形成を支援する制度をはじめ、海外からの研究者や子育て・介護といったライフイベントにも柔軟に対応できる周辺環境整備を通じて、研究者が自由で挑戦的な研究に集中するための、環境づくりを推進しています。

目次

 キャリアと研究の飛躍を支援する賞制度

新領域創生研究に挑戦する研究者のための賞:SPIRIT2

将来、世界的な存在感をもつ学術的新領域へと発展することが期待される、萌芽的な研究構想を持つ研究者に授与される賞です。研究実績ではなく、独創的な構想力・着想力を評価の中心とすることが特徴であり、新たな研究分野の創出を志す方に最適です。

若手研究者が研究を始め、発展させるために

京都大学では、次世代を担う若手研究者が、研究者としてのキャリアを築き、世界で活躍するための多面的な支援を行っています。研究資金の獲得、ネットワークづくり、制度活用に関する支援を組み合わせ、「自分の研究テーマで、自由に挑戦できる」環境の整備を目指しています。

研究者としての第一歩を力強く踏み出すために

研究資金の獲得を後押しします

  • 若手研究者向け競争的研究費の申請支援
  • メルマガを通じた資金情報提供 ECRニューズレター

人・分野・世界とつながる機会を提供

  • 欧州で研究したい次世代研究者向け海外派遣支援窓口
  • 分野や所属を超えた交流イベント (Meet Your KU Community!など )の開催

世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラムの提供

世界を見据え、研究を通じて持続可能な地球社会に貢献しようと考える次世代トップ研究者を育成するための「世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム」(通称 L-INSIGHT)を提供しています。

このプログラムは、国際経験が豊富な研究者や専門家、国内外の連携機関と協働し、マインドセット・スキルセットを涵養する人材育成プログラムを開発・実証し、次世代を担うより多くの研究者へ普及することを目的としています。

海外出身研究者の研究と生活をサポート

京都大学では、海外から本学に着任・滞在される研究者の方々が、研究にも生活にもスムーズに取り組めるよう、研究面・生活面の両側から支援を行っています。資金申請や学内ネットワークづくりなどの研究活動に関する支援と、日本での暮らしやご家族のサポートを両立できるよう、総合的な支援体制を整えています。

海外出身研究者を受け入れることになったら

外国人を受け入れる際必要となる査証(ビザ)や住まいに関する情報や手続きは、国際交流サービスオフィスでサポートしています。

海外出身研究者の研究活動をサポート

海外出身研究者が日本で研究するときの一番の壁となるのが言葉の壁。

研究自体は英語で進められても、競争的研究費への応募や学内手続きは日本語での情報しかないことが多く、また、日本独自のルールがわかりづらいことも多いと思います。総合研究推進本部では、英語での競争的研究費情報の発信を強化し、英語による申請書作成支援、学内研究者とのネットワーク構築支援を行っています。

日本での生活を支えるために

国際交流サービスオフィスでは、京都大学に来られる留学生・外国人研究者およびその家族の方の査証に関わる手続き・京都大学国際交流会館の入居手続きなど、日本での生活全般のサポートをしています。

ライフステージに応じた研究活動を継続するために

出産、育児、介護といったライフステージの変化を迎えながら研究活動を継続している方も多いと思います。そんな方々を応援するため、男女共同参画推進センターから、研究活動を途切れさせないための様々な制度が提供されています。