先輩URAの声
Q1. 仕事内容を教えてください
主に新しい支援業務の企画や運営、調整などに関わっています。最近は、ある外部資金獲得支援の運営を担当しました。省庁などが提供する研究資金の情報を収集して研究者に伝達し、申請書のブラッシュアップまでの一連のURA業務を、事務職員とURAがチームを組んで全体で20人規模のプロジェクトとして回しました。
プロジェクトでは、研究者と直接やりとりする現場のURAが、効率的かつ効果的に業務に専念できる仕組みを整えようとしています。また、各URAの支援活動を可視化して、URA間の連携を促したり、支援活動のグッドプラクティスなど有益な情報を共有したりして、組織として提供する支援の質向上につなげました。こういった支援の活動実績をデータとしてまとめて、次の支援運営に向けた改善策の検討も、重要な業務のひとつです。
これらの業務を通じて実感するのは、チームワーク強化の威力です。特に多様なバックグラウンドを持つURAの知識や経験が「集合知」として機能した時の力は絶大だと感じています。
Q2. 仕事のやりがいは?
支援している研究者から感謝されたとき。個人の力というよりも、URAの連携(チームワーク)による業績への感謝だったときに、やりがいを感じます。
現場のURAに感謝されたとき。支援活動の運営側として、効率的かつ効果的に支援業務に専念できる仕組みを整えようと苦慮しています。その仕組みがきっかけとなって、効果的な支援活動に結びついたと言われると、やりがいを感じます。
Q3. 業務でチャレンジングなことは?
人材の多様性は強い組織の源泉だと言われる一方で、その多様性ゆえに、またそれぞれのメンバーが真剣に研究支援を考えているからこそ、様々な想いや信念がぶつかり合い、組織として皆が同じ方向へ進まない時があります。そんな中で、全体最適につながる方向性を探し続けなければならないとき。