京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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第2回京都大学リサーチ・アドミニストレーション研究会 〜 研究者が集まり学び合う「博士のシェアハウス」

08.02 (Thu)2012

第2回研究会はSmips (知的財産マネジメント研究会) 若手研究者のための知的財産リテラシー分科会・オーガナイザー、博士のシェアハウス管理人の山田光利さんをお招きし、「研究者が集まり学び合う 博士のシェアハウス」というタイトルで7月19日午後5時30分より開催いたしました。

URA室員による前回の復習

前回の簡単な復習から、山田さんのお話へ移りました。「博士のシェアハウス」で開かれた会の例として、「研究装置を作る会」、「大学職員勉強会」が紹介されました。これらの経験から「研究者を集めるコツ」として、「お断りイベントを決める」、「既存の勉強会を連れてくる」、「勉強会運営のノウハウを提供する」の3点を山田さんは挙げられました。

博士のシェアハウス管理人の山田氏


講演の最後には異分野交流のポイントについて、研究者が集う会で発生しうる「知的財産権」の問題について指摘がありました。特に知財の意識は希薄になりがちで、研究者が集まる会で議論された内容をどう取り扱うべきなのか、その重要性について考えさせられました。

参加者の声(アンケートより)

  • 「普段の仕事にもヒントになりました。プレゼン資料が配付されるとありがたいです。」
  • 「思ったより人数が多くてびっくりしました。継続的に続くと良いと思います。」
  • 「勉強会を続けるコツは『メンバー間の温度差をなくすこと』いう言葉が印象に残りました。」

 

編集後記:

第2回目も様々なお仕事をされておられる方の多数のご参加ありがとうございました。研究会後、URA室と交流をはじめさせて頂いた方々も増えてきており、大変うれしい限りです。さて、「人と人をつなぐ」のテーマの最終回として、次回は高橋真木子さん(理化学研究所研究戦略会議研究政策企画員)を招き、東京工業大学、東北大学で手がけられた産学連携プロジェクトのお話しをして頂く予定です。8月21日(火)午後6時からを予定しております。お楽しみに。

 

今回印象に残ったメッセージ

いきなり多種多様な研究者を数多く集めても新しいものは生まれない。
まずは「濃い」小集団を作って、それから「混ぜる」。

 

 

 

 
 
 
 

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