研究における「不正」が全国紙やテレビといったメディアで取り上げられ、一般の人々にも広く知られるようになりました。その一方で、研究者自身にとって「研究不正」とは具体的にどういった行為を指すのか、また不正が起こりうる背景はどういったことなのか、じっくりと議論する機会は多くありません。このワークショップでは、米ユタ大学で研究倫理教育、リサーチ・アドミニストレーター教育を担当しているTony Onofrietti 氏を講師に迎え、「遺伝学の祖」と称されるメンデルをはじめ、歴史的に重要な功績と見なされている成果について、「公正な研究」という観点から再検証します。講義やグループ討議を通じて多様な考え方を共有しながら、より公正な研究活動とは何か、について考えましょう。
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Tony Onofrietti氏(ユタ大学 研究教育ディレクター)
2014年 12月15日(月)
9:30〜12:30(受付9:15〜)
「研究活動における不正行為ーケーススタディ」
(京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホール1)
2014年 12月16日(火)
9:30〜12:30(受付9:15〜)
「共同研究における問題点・社会における科学者の役割」
(京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホール1)
2014年 12月17日(水)
9:00〜12:00(受付8:40〜)
「研究活動における不正行為ーケーススタディ」
(コープ.イン.京都 会議室201号室)
※12月15日(月)と12月17日(水)は同一内容です。
大学、研究機関に勤務するURA、教職員、研究者
※講義は英語で行います。
無料
要事前申込(各日定員50名)
締切 12月11日(木)
参加者多数の場合は調整させていただき、12月12日(金)に連絡を差し上げる予定です。
こちらのフォームからお申込み下さい。
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/act/84/
京都大学学術研究支援室
event121514@kura.kyoto-u.ac.jp