COVID-19感染拡大により地域や国をまたいだ移動が制限され、従来の実地調査が実施できずにお困りの方も多いと思います。このような状況を受け、 リモート・ツールを用いた実地調査の方法を知る情報共有会を開催します。
人文社会科学系のフィールド調査では、国内外を問わず、実地観察やヒアリング、地理情報や映像・画像の記録等の手法が多く取り入れられています。また、企業・自治体など現場の様々なステークホルダーとの意見交換やワークショップも必要ですが、これらもオンラインでの対応を余儀なくされる状況が続いています。
こうした状況の長期化や再来に備え、代替のリモートツールを組み合わせた調査研究の手法確立が急務とされています。そこで、本会では国際協力や地域開発を専門とするコンサルタント方を招き、現場で導入されつつあるリモート・ツールを用いた実地調査の手法について知る機会を設けます。合わせて学内での取り組み事例についても、研究者間で共有する機会としたいと思います。
オンライン
*各回ともに、Zoomを使用予定(登録者にのみ、会議アクセス
京都大学の教職員・学生
前半 |
講義(リモートフィールドワークの「道具箱」として、主に以下のようなツールと国内外の現場での活用例を紹介)
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後半 | ディスカッション(参加者間での課題共有、取り組み例の紹介など) |
実践内容は上記のツールの実践を中心に、第一回目の参加者の状況や課題に応じて検討します。
第一回目:なし
第二回目:数名程度(人数多数の場合は教員を優先)
三好崇弘 (宮城大学客員教授 、有限会社 エムエム・サービス代表取締役)
NPO法人 PCM-Tokyo 監事/ グローカルな仲間たち 主催、宮城大学 客員教授(地域づくり) 政治学修士(日本大学)、経済学修士(英国マンチェスター大学)。国際協力のコンサルティング(計画・評価)や研究(JICA客員研究員)に従事。2005年よりザンビアにて農村から国家レベルまでの組織づくりを目指す国際協力プロジェクトに従事。2014年より、地域づくり(南会津、式根島、丸森町)に従事、また「グローカルな仲間たちGLFP.JP」を設立し、国際協力と国内地方創生との相互乗り入れを目指す。宮城大学、東京芸術大学、龍谷大学等でPCM研修を実施、国際共同研究や地域連携、研究支援に携わる人材育成に貢献。
登録フォームからお申込み下さい。
申し込み期限:11月20日 (金) 12:00
*第一回目のみの参加は可能ですが、第二回目は原則として第一回目の参加が前提です。
*京都大学のメールアドレスでログインした状態でお申し込みください。
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/act/20201125/
学術研究支援室 人社系グループ
担当:鈴木、小泉、稲石
内線:16-5750
E-mail:jinsha*kura.kyoto-u.ac.jp
※*を@に変更してください。