国際的・社会的な課題解決に向けた研究プロジェクトが直面する様々な課題を乗り越え、プロジェクトを効果的に実施する有効な手法に、ロジックモデルとプロジェクト・サイクル・マネジメント[PCM]手法があります。特にPCM手法は、様々な意見をプロジェクトに具現化し、実施から評価まで管理運営するための手法で、国際協力や国内のまちづくりなど様々な現場で活用され、近年は 大学の研究プロジェクトの企画立案、運営、評価にも導入されています。
本研究会では、講義と実践的なワークショップを通じて、①国際協力の5つの評価の目でみる「成功プロジェクト」「失敗プロジェクト」、②アイデアを具体化するための世界共通ツール「ロジックモデル」と「ログフレーム」を集中的に学びます。
日 時:2019年4月23日(火)14:00-17:00
場 所:京都大学学術研究支援棟 地下会議室
対 象:京都大学の教職員、博士課程学生
※国際的・社会的な課題解決に関するプロジェクト、およびその支援に携わる者
※社会問題などの分析法、解決策発想法、参加型、合意形成、事業形成、マネジメントに興味がある者
講 師:三好崇弘(有限会社 エムエム・サービス 代表取締役)
申し込み:事前準備のため、申し込みフォームからお申し込みください。
締め切り:4月19日(金)正午
4月22日(月)17時 *延長しました
定 員:20名(定員に達し次第、申し込み・受付を締め切ります)
(13:45 受付開始)
14:00 自己紹介・導入
14:10 「評価」の視点で改善 <5つの価値から事業を見直し改善する>
15:15 休憩
15:30 ロジックモデルで成果を出す計画づくり <自分の事業をアウトカム・アウトプット・活動で考察する>
16:45 wrap-up
17:00 閉会
(17:45頃まで個別相談、参加者ネットワーキング)
三好崇弘(みよしたかひろ)
有限会社 エムエム・サービス 代表取締役
NPO法人 PCM-Tokyo 監事/ グローカルな仲間たち 主催
宮城大学 客員教授(地域づくり)
政治学修士(日本大学)、経済学修士(英国マンチェスター大学)。国際協力のコンサルティング(計画・評価)や研究(JICA客員研究員)に従事。2005年よりザンビアにて農村から国家レベルまでの組織づくりを目指す国際協力プロジェクトに従事。2014年より、地域づくり(南会津、式根島、丸森町)に従事、また「グローカルな仲間たちGLFP.JP」を設立し、国際協力と国内地方創生との相互乗り入れを目指す。宮城大学、東京芸術大学、龍谷大学等でPCM研修を実施、国際共同研究や地域連携、研究支援に携わる人材育成に貢献。
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/act/497
学術研究支援室(KURA)吉岡佐知子、鈴木環
内線:16-5750
E-mail:sdgs*kura.kyoto-u.ac.jp *を@に変えてください。