京都大学学術研究支援室（KURA）は2020年1月10日、独立行政法人国際協力機構関西センター（JICA関西）と共に、JICA事業説明会ならびに活動発表会を開催しました。

西野恭子JICA関西所長の開会挨拶の後、本学が代表機関を務める「地球規模課題対応国際科学技術プログラム」（SATREPS）事業１案件と2019年に採択された「JICA草の根技術協力事業パートナー型」１案件の 活動内容について発表があり、JICAからの列席者をはじめとする参加者41名と活発な質疑応答が交わされました。続くSATREPS事業とJICA草の根技術協力事業の学内向け説明会では、JICAからの説明に対し、申請を考えている研究者やそれを支援するURAから具体的な質問が多く出ました。最後にSDGs達成貢献に関する本学の研究事例３例の紹介があり、課題解決へのアプローチについて有意義な意見交換がなされました。

今回の活動発表会・事業説明会は、吉岡 佐知子URAがJICA関西と共同で企画し、当日は若松 文貴URA・浅見 智子URA・ヴィットフェルト アーロンURAらとともに会場運営にあたりました。

本学は2019年にSDGs達成への貢献度を指標にした The Times Higher Education University Impact Rankings で48位と国内で最高位を得ました。KURAでは今後もJICAが運営される事業等SDGs達成貢献に関する事業への申請と円滑な実施を支援いたします。

インドネシアにおけるSATREPS事業の活動について発表する小池克明工学研究科教授

坂本龍太東南アジア地域研究研究所准教授がブータン東部で実施する草の根事業について質問する橋本秀憲JICA関西主任調査役​