欧州大型外部資金フレームワークプログラム「HORIZON2020」の学内研究者に対する認知度及び応募件数を向上させるために、京都大学学術研究支援室(KURA)はEURAXESS社と連携し2019年8月28日に「ヨーロッパとの共同研究助成制度説明会 ~採択のための『心・技・体』を理解する~」を開催しました。
HORIZON2020の全体像に引き続き、 Marie Sklodowska Curie Actions Individual Fellowships(MSCA-IF)、 European Research Council GrantsについてMatthieu Py EURAXESS Japan Coordinatorと3名の採択経験者から解説があり、 URAを含めて29名が会場に集まりました。HORISON2020のCORTEXプロジェクトに携わっている山本俊弘 複合原子力科学研究所准教授、Marta Pina 日本学術振興会 外国人特別研究員(理学研究科、MSCA-IF採択者)、坪内崇真 ベルゲン大学 Geophysical Institute元研究員(MSCA-IF採択者)が採択経験者として登壇し、各資金の特徴と留意点、「通る申請書」の書き方を中心に説明会が進行、セッション後には参加者との質疑応答が行われました。「国際研究チームを形成するには?」、「MSCA-IFの条件である企業との共同応募とはどのようなものか?」、「採択の場合、欧州への長期派遣となれば本学との関係はどうなるか?」などと研究者からの関心は高く、多種多様な質問が出されました。
本説明会は、ヴィットフェルト アーロンURAと坂本 翼URAが企画・運営を担当しました。
<イベント詳細>
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/event/173