京都大学学術研究支援室(KURA)と京都大学国際戦略本部は、IPCC第49回総会の開催を契機として「京都大学IPCCウィークス2019」(4月13日~6月27日)を企画し、京都市 主催のメインイベントと本学の教職員・学生が主催した15のサイドイベント の企画情報を集約することで一体的に各イベントをつなぎ、気候変動に関する本学の教育研究活動や研究成果の社会還元を進めました。 本企画で収集した気候変動に関する本学の教育研究活動や研究成果をより広く社会へ発信するため「京都大学IPCCウィークス2019報告書」を発行しました。
本報告書では京都大学IPCCウィークス2019のハイライトとして、全てのサイドイベントの概要に加え、京都市主催の「IPCC第49回総会京都市開催記念シンポジウム 脱炭素社会の実現に向けて~世界の動向と京都の挑戦~」の一環で開催された、山極壽一総長との座談会「未来を担う若手研究者と地球社会の持続可能な発展に向けた対話」に登壇した14名の若手研究者の研究内容の紹介を掲載しています。本企画を通じて、URAが社会の関心が高いテーマと時機を汲んで 本学の多様な教育研究活動を発信すること、また未来を担う若手研究者間の新しいネットワークを形成することの2点を同時に促進できる新たな研究支援の在り方を提示することができました。
KURAからは京都大学IPCCウィークス2019の運営に携わった園部 太郎URA、仲野 安紗URA、神野 智世子URAと西田美耶事務職員が、国際戦略本部と共同で企画・編集しました。
「京都大学IPCCウィークス2019報告書」のPDF版はこちらからダウンロードできます。ご関心がある取組がございましたら、京都大学IPCCウィークス2019事務局までお問合せ下さい。
京都大学IPCCウィークス2019事務局
E-mail: ipcc*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp *を@に変更してください