去る11月6日(水)、霊長類研究所教授、理学研究科教授の古市剛史教授の企画で、「愛すべき森の隣人たち~大型類人猿との共存への挑戦」と題した公開講座が京都大学東京オフィスにて開催されました。京都大学には実験室での研究だけでなく、研究対象となる土地に自ら足を運び、現地で調査研究を行う「フィールドワーク」の伝統があります。そのひとつが霊長類研究です。大型類人猿であるチンパンジーやボノボの生態をアフリカに渡って直接観察する研究者は、彼らを育む自然環境についての問題をいやおうなしに考えさせられます。今回、研究者からの目線と自然環境保護活動者の目線を合わせて、チンパンジーやボノボの保護、そして彼らの命を育む環境の保護について、参加者と一緒に考えたいという想いから、この講演会は企画されました。本講演会では4名の講師の先生からの興味深いお話だけではなく、アフリカ現地で撮影された写真をパネルにし、「写真展」を同時に開催するというユニークな形式で行いました。
平日午後5時から午後8時までという時間帯にもかかわらず、京都大学関係者が約10名、一般参加者が70名、計約80名の方々にお集まりいただき、開場はほぼ満員となりました。
参加者と講師の先生方との距離が大変近い会となり、写真説明の時間帯や総合討論において議論も活発に行われました。今後も本学研究者と一般の方々との交流を通じて、研究成果発信のお手伝いができればと考えております。
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