京都大学学術研究支援室(KURA)は2019年7月29日、今年度第1回目の英語による科研費説明会「KAKENHI Preparation in Advance! 」を開催しました。本説明会は、主に海外出身研究者を対象とし、当日は48名(うち研究者40名)が出席しました。
桑田 治URAの司会により、先ずヴィットフェルト アーロンURAが科研費の制度説明やKURAの支援内容について説明しました。次に科研費の審査員を務めたことのある竹内繁樹 工学研究科教授が日本と海外の申請書の違いについて具体的な事例と助言を交えながら発表を行いました。引き続きRoger C. Baas地球環境学堂講師が、科研費申請で不採択になった後、改善を行って採択に至った自身の経験談を話しました。
その後の質疑応答では、科研費データベースや国際共同研究加速基金に関する質問が寄せられたほか、若手研究者による重複申請制限の緩和や新学術領域研究の発展的見直しに関する紹介も行われました。また、実際に採択された英語の研究計画調書を会場内で回覧しました。
本説明会は、研究者研究者支援チーム の佐々木 結URAや吉岡 佐知子URAが企画を練り、斎藤 知里URAが科研費改革等に関する情報収集と英訳を行いました。KURAでは、今後も英語の科研費説明会や計画調書ブラッシュアップサービスを提供していきます。
<イベント詳細>
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/event/166
説明会会場風景