京都大学学術研究支援室(KURA)医学・病院地区担当チームは7月22日に、令和2年度科学研究費助成事業の概要、当事業の研究計画調書の作成方法、及びリサーチ・アドミニストレーター(URA)による申請支援の進め方に関して、医学・病院地区の教員・研究者を対象とした説明会を開催しました。本説明会には、多くの若手研究者を含む、約60名の幅広い職位の研究者が参加しました。
本説明会のはじめに、中平 博之URAが当地区における今年度のURAによる申請支援のスケジュールや進め方について説明しました。昨年度と同様に、若手研究と基盤研究Cの申請支援を、これら以外の研究種目に先立って実施する意義や目的を周知しました。続いて、菅井 佳宣URAより、科研費の概要として、研究種目の目的、内容の書き方、審査方法などを説明すると共に、新学術領域研究の見直しや、いくつかの研究種目の重複制限緩和の方向性について紹介しました。また、初めて科研費に応募する研究者を意識して、研究計画調書の作成における重要なポイントを具体的に解説しました。
本説明会は、診療を行う研究者に配慮し18時半より開始しましたが、遅い時間にもかかわらず、出席者全員が本会の最初から最後までURAの説明に対して真剣に耳を傾けていました。当日、やむを得ず欠席した研究者には、当日の資料を送付すると共に、必要に応じて科研費申請に関わる個別の相談を実施しました。
KURAは、科研費等の競争的資金獲得支援をはじめ、今後も現場研究者の個別の要望に応じた、きめ細やかな学術研究支援を展開して参ります。
今回の説明会は、KURAの中平URA、菅井URA、田上 款URA、松岡 信也URA、西澤 雅子URA、杉山 梨恵URA、古谷 真優美URAの企画・運営で開催しました。
<活動報告>
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/ku_only/527