京都大学学術研究支援室(KURA)は2019年4月4日(木)に、第27回KURA研究会:「研究成果を知財として守ること~企業の特許戦略の視点から~」を開催しました。
今回は、日高康昌 旭化成株式会社 研究開発本部知的財産部リエゾンマテリアル第一グループ課長を講師として迎え、産学共同研究等のために重要な知的財産に関する知識の習得を目的として、KURAと産官学連携本部オープンイノベーション機構設立準備室が企画しました。
研究会では、企業の知財担当者の立場から、事業を進めるにあたって「武器」となりうる特許権について、知財に関する基礎、特許が研究開発やビジネスに及ぼす影響、どのようにしたら効果的な特許権が取得できるか等について、演習を交えた講義が行われました。
研究会には、本学の研究者、産官学連携支援に携わる職員およびURA40名が参加し、講演後の質問では、特許出願に関する大学と企業の認識の相違等にも話が及びました。
今回の研究会は、産官学連携本部の企画協力のもと、KURA産官学連携推進グループの伊藤 健雄URAと笠原 のりこURAが開催準備を担当しました。KURAでは、本学の産官学連携推進のために今後もこのような研究会・セミナーを学内に提供していきます。
イベント情報はこちら