文部科学省の「リサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステムの整備」事業の進捗状況評価にて,京都大学学術研究支援室が日本のURAシステムの先導的モデルとして高評価を得ました.以下は事業評価委員からのコメントです(文科省HPより抜粋):
本事業により設置された本部URA組織の「学術研究支援室」と、自主経費雇用の部局URA組織とが連携して「京都大学URAネットワーク」を構築し、全学を挙げた研究推進体制の充実・強化を図る取組が進められていることは、一つの先駆的なモデルとして、参考となる取組であり、今後の実績に期待したい。
また、全国の大学に先駆けて中間職として「専門業務職制度」が創設され、キャリアパスが明確化されていること、本部・部局間の交流も視野に入れた形で人事考課も一本化されているなど、URAの職務環境の整備が順調に進捗していることは評価される。
他方、URAの持続的確保に向けた事業終了後の継続雇用や10年単位での長期的雇用及び任期の定めがない雇用についての人事制度の構築の検討を急ぐ必要があり、今後の取組に期待する。
引き続き、日本のURAシステムの先導的モデルとしての本制度の普及・発展に向けた取組が進められることを期待する。
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