京都大学学術研究支援室(KURA)は2018年12月7~9日、ガーナ・アクラ市内のホテルでの京都大学アフリカ同窓会(KUAAA)の開催を支援しました。
KUAAAは本学のアフリカにおける研究と学術交流を促進する目的で設立されたもので、2016年のナイロビ、2017年のアディスアベバを経て、これが3回目となります。今回は、本学の同窓生であるアフリカ人研究者ら11人が一堂に会し、お互いの親睦を深め合いました。
本学からは、重田眞義 アフリカ地域研究資料センター長・アジア・アフリカ地域研究研究科教授や太田至 同教授をはじめとする教職員8人が参加し、旧友との再会を喜ぶとともに、新たな関係強化を見据えた話し合いを重ねました。
同窓会では、参加したアフリカ人研究者がそれぞれの近況や進捗状況を報告することで、国や世代を跨いだ問題意識の共有と共同研究の創発を図りました。各報告では、本学で身につけた研究手法がフィールドワークにしっかりと生かされている様子が示され、「京都大学で学ぶことがどれだけ自らのキャリア形成に役立っているか、もっと多くのアフリカ人研究者に知ってもらいたい」といった発言も多く出されました。
会には、ガーナやガボン、ギニア、マラウィ、タンザニアをはじめとするアフリカの9カ国から参加があり、改めて、本学が培ってきたネットワークの広がりを振り返ることができました。今後は、本同窓会で話し合った議論の内容を踏まえて、アフリカにおける本学のネットワークをより一層促進していく予定です。
KURAからは若松 文貴URA、坂本 翼URAが支援に携わりました。
スピーチする重田教授