京都大学学術研究支援室（KURA）は2018年11月12日（月）、独立行政法人国際協力機構（JICA）関西センターと共に、JICA事業成果報告会と事業説明会を開催しました。

今年度、本学が代表機関となって実施してきた「地球規模課題対応国際科学技術プログラム」（SATREPS）事業4案件と「JICA草の根技術協力事業パートナー型」1案件の計5案件が事業終了を迎えます。成果報告会ではこの5案件に、現在実施中の「草の根事業」1案件を加えた6案件の活動を通して、SDGs貢献に関連する京都大学の研究活動について学内外に披露しました。会には学内外から50人の参加者があり、各事業の活動に対し活発な質疑応答が交わされました。

西野恭子JICA関西センター所長による開会挨拶

事業成果報告の様子（SATREPSインドネシア「火山噴出物の放出に伴う災害の軽減に関する総合的研究」）

この後、学内教職員と対象にした事業説明会が開かれ、JICA担当者が「SATREPS事業」と「草の根技術協力事業」について説明しました。会場では、将来的に事業への申請を考えている学内の研究者や、それを支援するURAから多くの具体的な質問が出ました。

＊当日の事業説明会の資料と質疑応答の内容を、こちらのページにて公開しました（学内限定）。

事業についてコメントする田和正裕JICA関西センター次長

今回の成果報告会・事業説明会は、吉岡佐知子URAがJICA関西センターと協働して企画・運営を、また佐治 英郎URAと神谷俊郎URAが事業実施チームとの連絡調整を担当したほか、坂本 翼URA、斎藤 知里URA、佐々木 結URAが当日の会場運営にあたりました。

KURAでは、今後もJICAが運営する事業に限らず、SDGs貢献に関連する事業への京都大学からの申請と実施の支援に尽力します。

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