京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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図書館総合展で「京大新刊情報ポータル」について講演しました(2018年11月1日)

11.08 (Thu)2018

2018年11月1日、横浜市で開催された第20回図書館総合展のセッションのひとつ、シュプリンガー・ネイチャー社主催フォーラム「大学における図書館と研究支援・情報部門との戦略的な協働と連携」で、京都大学学術研究支援室(KURA)の神谷俊郎URAが講演しました。

KURAは、京都大学研究者の論文以外の研究成果出版物(書籍)を紹介するWebサイト「京大新刊情報ポータル」を、2017年4月に開設し運営しています。

今回の講演は、「図書館とURAの協働の好事例であるため、公開の場で情報提供・共有をしてほしい」というシュプリンガー・ネイチャー社からの依頼に応えたもので、神谷URAと、同じくポータル運営に携わっている本学附属図書館学術支援課の冨岡達治課長補佐が演壇に立ちました。

神谷URAは、書籍ポータルサイトを通した実践的な協働事例として、ポータルサイトの概要、設置経緯、様々な機能や将来的な展開構想などを説明しました。

 


​講演する神谷URA

 

また冨岡課長補佐は、現在図書館で取り組んでいる著者名典拠の話題を中心に、データベース間連携の困難さや、著者名典拠のポータルサイトへの実装と今後の見通しなどを報告しました。 講演後の質疑応答では、ポータル運営の課題点や、著者名典拠に関する技術的な質問があり、活発な議論が交わされました。

 


質疑に答える神谷URA(中央)と冨岡課長補佐(左)

 

この講演会には、主に大学・図書館関係者約150人が参加しました。

講演後のアンケートでは、97件の回答のうち8割以上が「大変満足/満足」と評価。「論文成果メインの場に身を置いているため、図書成果の可視化へのヒントを得られた」「有りそうで無い、出来そうで出来ないシステムで、参考になった」などの感想が寄せられ、講演者・参加者ともに有意義な講演会となりました。

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