日本と世界の学術動向情報などを掲載する公益財団法人日本学術協力財団発行の月刊誌『学術の動向』10月号で、第4回人文・社会科学系研究推進フォーラムでのテーマ「人文・社会科学系研究の未来像を描く−研究の発展につながる評価とは−」を中心とした特集が組まれました。
同フォーラムは京都大学学術研究支援室(KURA)が2018年3月16日に開催したもの。『学術の動向』10月号の特集では、フォーラムで報告・議論された内容をベースに、報告者・発言者が新たな論考を加えました。
本学の出口康夫教授による趣旨説明に始まり、日本学術会議会長でもある山極壽一本学総長による問題提起、フォーラム当日の基調講演者である三成美保教授(日本学術会議/奈良女子大学)、林隆之教授(政策研究大学院大学)、苅谷剛彦教授(英オックスフォード大学)、パネルディスカッション登壇者の田中愛治教授(早稲田大学)、藤原辰史准教授(本学)の論考、そして新たに後藤真准教授(人間文化研究機構)、狩野光伸教授・青尾謙講師(岡山大学)の論考を加えて構成されています。
また、KURA人社系グループの稲石 奈津子URA・神谷俊郎URAも「人文・社会科学系の研究力可視化に向けた取り組み─研究推進・研究支援の観点から」と題して、人社系URAによる取り組みを紹介しています。
本テーマにご興味のある方は、是非お手に取ってご覧下さい。なお、当該号の電子版はJ-STAGEに掲載されています。
*フォーラムの全内容を記録した報告書も当室より刊行しています。