京都大学学術研究支援室(KURA)桂地区担当チームは2018年10月3日と9日、若手研究者の科研費研究計画調書作成のスキルアップを目的に、「平成31年度科研費研究計画調書ブラッシュアップワークショップ」を開催しました。ワークショップは桂キャンパスと吉田キャンパスで実施、工学研究科所属の研究者5人が参加しました。
会場では、まずリサーチ・アドミニストレーター(URA)が計画調書作成のポイントを説明し、その後参加者同士が持参した計画調書を相互にコメントし合いました。これは、他の研究者の計画調書を審査項目に従って評価することで、自身が計画調書を作成する上でのポイントに気づくことを目的としています。
桂キャンパスのワークショップで真剣に取り組む参加者たち(10月3日)
参加研究者やURAからは、それぞれの計画調書に対し、多くのコメントが出され、よりよい計画調書を作成するための活発な意見交換がなされました。
活発な意見が交わされた吉田キャンパスでのワークショップ(10月9日)
アンケートでは、「自身の見解と初見の他者の見解が、こうも異なるものかと体験できたことが収穫」、「研究室外の人にみてもらう機会が必要と思いました」等、客観的に計画調書を見る目の大切さへのコメントが多く寄せられました。
このようなイベントでの研究者からの意見や、日々の活動の中での研究者とのコミュニケーション等を踏まえて、今後も研究力強化に資するURA活動の向上に努めていきます。
今回の説明会は、KURAによる科研費地区別申請説明会(桂地区)も兼ねたもので、企画・運営は桂地区担当チームのURA(大西 将徳URA、田上 款URA、菅井 佳宣URA、加賀田博司SURA、矢澤大志URA)が担当しました。