京都大学学術研究支援室(KURA)は2018年9月13日、桂キャンパス・イノベーションプラザで、工学研究科附属学術研究支援センターや京都市と共に、「京都大学インダストリアルデイ2018〜機械に関連する最先端研究〜」を開催し、最新の研究シーズを発表しました。
このイベントは、本学の研究シーズを広く産業界に紹介し、産学連携につなげることを目的としています。これまで「テックコネクト」と題した新技術説明会を開いていましたが、産学連携の裾野を広げるためにイベントをリニューアルし、今回新たに「インダストリアルデイ」として企画、67人が参加しました。国立研究開発法人科学技術振興機構と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構から産学連携関係の外部資金2件の紹介があったほか、本学から研究シーズ12件を発表しました。また、企業からのブース出展6件では、最先端の技術を用いた製品の展示やデモンストレーションがありました。
大型ディスプレイとモニュメントへの掲示
口頭発表会場の様子
イベントのリニューアルにあたり、参加者が幅広い若手研究者と密に交流できるよう、ショートプレゼンテーションとポスター発表を組み合わせた形で研究シーズを発表しました。特にポスター発表会場では、随所で熱心な議論が交わされ、研究者と参加者の交流が進みました。
ポスター発表会場での交流の様子
今回のインダストリアルデイの企画・運営は、桂地区担当チームのリサーチ・アドミニストレーター(菅井 佳宣URA、大西 将徳URA、田上 款URA、加賀田博司SURA)が担当しました。
KURAでは、今回のイベントで形成された研究者と参加者のネットワークをフォローアップすることで、今後も産学連携の推進に努めていきます。