米国のリサーチ・アドミニストレータ―(URA)による最大規模の組織、National Council of University Research Administrators(NCURA)の第60回年次大会が、2018年8月5日から8日に米国の首都ワシントンDCで開催され、京都大学学術研究支援室(KURA)のURA3人が参加しました。1959年の第1回目から数えて60年の節目となった今回は、NCURAの標語である “Supporting research…together!” と共に、“Celebration” や “60th Anniversary” のロゴが会場の至る所に掲げられる等、終始祝賀ムードに包まれていました。
NCURAのGeorgette Sakumoto会長による開会の挨拶
円卓会議の様子
今大会には、米国のほか20カ国以上から計2000人が参加。多数のセッションが複数の会場で同時に開催され、KURAのURAは「global(国際)」、「pre-award(資金獲得)」、「compliance(法令遵守)」といった分野を中心とした会合・討論に加わりました。
KURAのURAは、大会を通してURA業務について意見交換や問題点を共有し、今後の業務の方向性についての知見を得ました。
KURAでは今後も、NCURAの会合に継続的に参加することで、国内外のURAとの人脈形成を図ると同時に、国際的な視点に立ったURA業務に関して情報を収集します。