京都大学学術研究支援室(KURA)は2018年7月2日(月)から6日(金)まで5日をかけて、リサーチ・アドミニストレーター(URA)向けの研修プログラム「京都大学URA育成カリキュラム」レベル1の講義を実施し、7月下旬の演習を経て、13人のURAが同課程を修了しました。
本カリキュラムは、全体としてリサーチ・アドミニストレーションについて幅広い知識と優れた技術を有するURAを育成することを目的としており、レベル別の内容の設計や運営は、KURAの天野 絵里子URAと橋爪 寛URAが担当しています。レベル1は、着任して間もないURAを受講対象とし、KURAの主要業務の一つである「競争的資金の申請支援」に関連する知識を身に付けるための13科目の講義と演習で構成されています。講義形式での実施は、今回で3回目です。
講師は、科目に関連する業務経験のあるURAや、研究推進課および産官学連携本部の専門知識を持つ職員が務めました。
稲石 奈津子URAによる講義
福田勝利准教授(産官学連携本部)による講義
ワークショップの様子
受講生は、「URA業務」の概論から「研究倫理・コンプライアンス」「広報・アウトリーチ」「特許」「産官学連携」などの専門知識に加え、ワークショップ形式で競争的研究資金の申請書のブラッシュアップの実際について学びました。
8月28日(火)には、受講者13人に対し佐治 英郎学術研究支援室長より修了証が授与されました。
修了証授与式