京都大学学術研究支援室(KURA)と工学研究科附属学術研究支援センター、工学研究科附属基盤教育研究センター(ERセンター)は2018年8月3日(金)、外国人研究者を対象としたネットワーキング・イベント「Research Connect at Katsura」を開催しました。 このイベントは、桂地区と外国人研究者支援ワーキングのリサーチ・アドミニストレーター(URA)にが企画したもので、昨年に引き続き2回目の開催です。今回は外国人研究者22人が集いました。
イベントの趣旨説明の後、附属学術研究支援センター長の竹内教授が、外国人研究者が日本で研究していく上での心構え(Tips)を述べました。また、科研費ワークショップでは、審査員経験者として山本量一教授、そして採択経験者として張凱淳講師をパネラーとし、フロアの参加者の質問も交えながら科研費採択に関してディスカッションしました。
山本教授からの科研費申請に対するメッセージ
科研費ワークショップでのパネルディスカッション
さらにネットワーキングセッションでは、大嶋工学研究科長の挨拶に続き、ERセンターの紹介、高度人材ポイントに関する話題提供などがあり、参加者が活発に交流しました。
工学研究科長 大嶋正裕教授の挨拶
なお、本イベントは、桂地区でシリーズ開催されている外部資金獲得シリーズの第4回説明会として開催されました。イベントを通じて、多くの外国人研究者がネットワーキングや研究資金獲得に関するイベントを望んでいることや、こういったイベントが外国人研究者を支える様々な組織にとっても、貴重な機会であることが分かりました。
ネットワーキングセッションでの活発な交流
KURAは参加者にとって有効なイベントとして発展させるべく、今後の企画を検討していきます。
本イベントは桂地区担当URA、外国人研究者支援ワーキング担当URAなどが企画、運営しました。