京都大学学術研究支援室(KURA)は2018年7月23日、医学部・病院地担当リサーチ・アドミニストレーター(URA)による科研費とAMED事業の応募支援を周知するため、説明会を開催しました。
この説明会には、若手研究者を中心とした約70人が出席。URAによる競争的資金獲得に向けた申請支援の進め方について熱心に聴講すると共に、活発な質疑応答を展開しました。
冒頭では、 URAによる科研費およびAMED事業の調書のブラシュアップの意義や戦略を理解してもらうため、中平 博之SURAが科研費申請支援を効果的に進めるための新しい施策について紹介。続いて、田上 款URAが科研費の概要と審査、また研究計画調書の作成上のポイントについて説明しました。
一方、AMED事業の応募申請支援については、杉山梨恵URAがこれまでの支援経験を基に、公募開始前の事前準備のポイントや公募要領における確認事項、また事務等を含む学内手続きについて説明しました。 さらに研究者ニーズに応じる形で支援の充実を指向した「AMEDセミナー」の実施概要にも触れ、出席者から高い関心が寄せられました。
本説明会では、科研費事業がボトムアップ型学術研究を支えていること、またAMED事業はトップダウン型研究開発の推進を担うことを対比して説明したことで、2事業の趣旨の違いを認識できた様子でした。 KURAは今後も研究者の目線に立った価値のある情報を関係者に提供すると共に、研究者との積極的なコミュニケーションの推進で、研究活動の活性化や研究力向上に貢献していきます。
今回の説明会は、中平SURA、田上URA 、杉山URA 、古谷 真優美URA、西澤 雅子SURA、豊田 裕美URAの企画・運営で開催しました。
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