京都大学学術研究支援室（KURA）は2018年3月19日（月）、日本医療研究開発機構（AMED）と共に「AMED 医療研究開発革新基盤創成事業（CiCLE）に係る課題の公募説明会」を本学国際科学イノベーション棟で開催しました。

CiCLEは「次世代型の医療イノベーション基盤」の構築、および「新たな医薬品、医療機器、再生医療等製品、医療技術など」の実現を目指し、出口戦略を明確にした産官学連携事業のひとつです。これまでに2回の公募が実施され、合計17件が採択されました。

今回の第3回公募では、従来型に加え、スタートアップ型のベンチャー企業が進める研究開発や環境整備に係る案件を支援する事業（ViCLE）も公募課題の対象となりました。

当日は、CiCLEおよびViCLEの事業趣旨や取り組み内容に関する説明会に加え、個別の相談会も実施しました。

当日は雨天にも関わらず、本学内外より約80人の出席があり、また個別相談会では希望者多数のため早々に応募を締め切るなど、本事業への高い関心が示されました。説明会では、AMED革新基盤創成事業部の林直治部長による挨拶に続き、同事業部の二名俊彦主幹より、事業メリット、応募要領、 および契約上の留意点などの詳細についてご説明いただきました。

質疑応答では、今後の事業運営上参考となる貴重な意見や質問が相次ぎました。なかでもViCLEについては、スタートアップ型のベンチャー企業の応募要件に関して多くの質問が出されるなど、熱心なディスカッションの場にもなりました。

今回の説明会・相談会は、 KURAの医学・病院地区担当チーム（中平 博之URA、杉山梨恵URA、西澤 雅子URA、豊田 裕美URA）および事務部門がAMED革新基盤創成事業部と連携し、企画・開催しました。

今後もKURAは、このような活動も含め、産官学連携に繋がる枠組みの創出や展開に積極的に貢献して参ります。

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