デジタルデータの長期保存に関する諸課題を議論する国際学術会議iPRES(International Conference for Digital Preservation)の第14回大会「iPRES2017(主催:東南アジア地域研究研究所、組織委員会委員長:原正一郎教授)」が、平成29年9月25日(月)から29日(金)にかけて、本学で開催されました。
この会議には海外からの約140人を含め、約200人が参加。5日間にわたってデジタルデータ保存に関する議論を交わしました。
会場では、初日と2日目午前にプレカンファレンス的イベントとして、日本人参加者を対象としたチュートリアルが開かれました。
また2日目午後のオープニングセレモニーで開会が宣言された後、以降3日間にわたりって基調講演3件、口頭発表30件、ポスター13件、パネル1件など、幅広いトピックで発表が続きました。
会議では、日本とアジアのデジタルデータ保存の研究に弾みがつくことを期待して、漫画やアニメなどポップカルチャーのデータ保存についても取り上げられ、参加者の関心を集めました。
4日目のクロージング後にも、個別ワークショップやチュートリアルが計10件実施され、盛況のうちに閉会しました。
多数の参加者が集った会場の様子 | 基調講演 |
この会議にはKURAのURAも準備から開催当日まで、多方面で支援しました。
神谷俊郎URAは、運営資金申請支援や関連業者との折衝、会計管理、アルバイト手配と管理、当日運営時の人員采配など会議開催を全面的に支援。天野 絵里子URAは協賛企業との折衝をはじめ、学内の共催組織との連絡調整を担当したほか、オープニングセレモニーでは司会進行を務め、iPRES2017を支えました。