京都大学とハンブルク大学は6月6〜8日、ドイツ北部の都市ハンブルクにおいて「ハンブルク大学 – 京都大学 共催シンポジウム 2017」を開催しました。本学からは山極壽一総長と稲葉カヨ理事・副学長をはじめとする教員や博士後期課程学生ら20人以上が参加。大学間学術・学生交流協定への調印や最新の研究成果の発表を通じて、今後の共同研究について議論しました。
学術研究支援室(KURA)と京都大学欧州拠点は、プログラムの企画やセッションのテーマの選定、当日の運営を支援し、今後の戦略的な交流計画の立案に貢献しました。
「京都大学国際シンポジウム」※の一環として開催された本シンポジウムは、ハンブルク大学のディーター・レンツェン学長、山極総長および八木毅在ドイツ連邦共和国特命全権大使による挨拶から始まり、高分子化学、物理学、感染症、法学・経済学、日本学、碑文学の6つのセッションで構成されました。
シンポジウムのきっかけは、ハンブルク大学と2016年4月に開催した研究者交流会です。この交流会後、研究者間の連携が深まり、共同研究が期待できるテーマが具体的になったことから、上記6分野を中心としたシンポジウム開催に繋がりました。
KURAのリサーチ・アドミニストレーター(URA)は研究者交流会から共催シンポジウムまで、ハンブルク大学との研究に関する様々な場面でサポートしており、今後は2018年秋に開催予定の第2回シンポジウムに向け、両校の交流の深化を支援します。
※「京都大学国際シンポジウム」
本学では、「京都大学の改革と将来構想(WINDOW 構想)」における「研究の国際化を一層推進し、イノベーションの創出を図る」ための重点戦略のひとつとして、「京都大学国際シンポジウム」を開催しています。
【参考】
大学間学術・学生交流協定への調印式の様子 | 集合写真 |