京都大学学術研究支援室(KURA)は2017年9月5日、工学研究科附属学術研究支援センターと産官学連携本部、京都市と連携し、桂キャンパスで京都大学テックコネクト2017Ⅱ「エネルギー変換と環境発電」を開催しました。
このイベントは、工学研究科を中心に本学の研究シーズを産業界に広く紹介し、産学連携につなげることを目的として、年に2回開催しています。8回目となる今回は産業界を中心に、定員を大きく上回る76人が参加しました。
「エネルギー変換と環境発電」をテーマに、地熱発電やインフラセンシング、蓄熱材料、光触媒に関する4件の研究シーズ発表や、京都市など近隣の産学連携機関のポスター展示があったほか、今回の開催にご協力くださったエネルギーハーベスティングコンソーシアムの紹介がありました。
最新の研究成果による講演では熱心な討論がり、講演後には参加者が積極的に講師と交流し、今後の産学連携へきっかけ作りが進みました。
終了後に募ったアンケート結果からは、講演者への面談希望が産業界から数多く寄せられたほか、産学連携推進に向けた貴重な意見を多方面からいただきました。
今後、KURAでは面談希望企業と講師をマッチングし、産学連携につなげていきます。
次回の京都大学テックコネクトは、2018年3月に、有機材料科学をテーマに東京で開催する予定で、産業界により広く本学の研究シーズをアピールしていきます。
研究シーズ発表の様子
ポスター発表の様子
交流タイムに多数の参加者が名刺交換
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