京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

↑

←

「京都大学 次世代研究者産学連携ネットワークイベント:BX桂」を開催しました(2024年10月16日)

10.28 (Mon)2024

2024年10月16日、京都大学学術研究展開センター(KURA)は工学研究科とともに、次世代研究者による産学連携ネットワークイベント「BX桂」を開催しました。これまで桂キャンパス中心に進めてきた取組みの全学的展開として、農学研究科と連携し、吉田キャンパス(国際科学イノベーション棟)で開催、産業界・学術界からオンラインと会場合わせて141名の参加がありました。
本イベントではバイオ技術を活用した社会変革技術(BX:バイオトランスフォーメーション)をテーマに、レッドバイオ(医療・健康)、ホワイトバイオ(バイオものづくり)、グリーンバイオ(農林水産業等)の分野に着目した研究発表、オープンディスカッション、展示を行いました。研究発表では、工学研究科、農学研究科及びベンチャー企業の研究者の方(計4名)にご登壇頂き、アカデミアでの挑戦の他、ご登壇企業からバイオ3Dプリンター、人工光植物工場における社会実装の状況と今後の展開等、最新の取組みを紹介頂きました。研究発表の後のオープンディスカッションでは、今年閣議決定された「バイオエコノミー戦略」に触れ、BXを進めるうえで重要な人材育成や投資を加速するためのポイント、イノベーションに繋がる技術について活発な議論があり、イベント最後の展示では参加者と登壇者の交流で各ブースとも賑わいました。参加者アンケートからは、「発表テーマが全体でまとまっており、内容も最先端の技術で事業化が進行中のもの等、最後まで興味深く視聴した」「異分野の研究者が同じ機会に発表するスタイルに意義を感じた」「内容も充実しており、異業種の発表を併せて聞ける良い機会であった」「継続開催を希望する」等の声が寄せられました。
本イベントでは下郡 三紀 URAが企画、ファシリテーターを担当し、菅井 佳宣 URA、渡辺 真人 URA、岡本 昌彦 URA、井内 久子 URA、四宮 葉一 URAが運営に協力しました。KURAでは今後もこのようなイベントを通じ、次世代研究者育成や産学連携ネットワーク構築への貢献を図っていきます。

イベント情報はこちら

CLOSE