2024年10月12日(土)、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)、ハイデルベルグ大学、京都大学の3大学によるトライラテラルプロジェクトのキックオフセミナー、「『エイジング』の複数性をつなぐ」が開催されました。欧州拠点の後援を受け、人と社会の未来研究院とともに学術研究展開センター(KURA)が共催しました。
本学はこれまでにEHESS、ハイデルベルグ大学とそれぞれ活発な学術研究交流を続けてきましたが、今回この3大学での「エイジング」に関するプロジェクトが始動しました。セミナー当日は登壇した研究者、博士学生を含め約40人が参加し、「エイジング」に関して医学、社会学、哲学、経済学、心理学など、多様な分野の境界をこえた対話が繰り広げられました。
今回のセミナーでは若手研究者の育成が重要な柱として掲げられ、セミナーの前後には3大学から集まった9名の若手研究者によるセッションやサイトビジットを実施。研究発表に加えて、対話を深めることで互いに示唆を得て研究の新しい方向性を見出すなど、プログラム期間全体を通じて大きな刺激を受けたという声が参加者から寄せられました。
本セミナーでは人社系部門の藤川 二葉 URA、横江 智哉 URA、福田 将矢 URA、松村 啓志 URA、欧州拠点の神野 智世子 URAが企画と運営を担当しました。KURAでは次年度のパートナー大学でのセミナー開催に向け、さらなる連携やプロジェクトの活性化を支援します。
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