京都大学学術研究展開センター(KURA)の福田 将矢 URAと斎藤 知里 URAは2024年8月16日から18日の3日間、タイで開催された科学技術博覧会(Thailand National Science and Technology Fair 2024)中、日本パビリオン内の展示ブースで、本学の研究・社会貢献活動を紹介しました。
本博覧会は、例年8月にタイ高等教育科学研究イノベーション省とタイ国立科学博物館が主催している、科学技術分野におけるタイ国内最大のイベントです。今年は8月16日から25日に開催され、現地の小中学生、大学生、親子連れなど多くの来場者があり、本学のブースには1700名以上の訪問がありました。両棲・爬虫類の専門家である福田 URAは、西川 完途 地球環境学堂 教授協力のもと、野生のオオサンショウウオ調査の様子を撮影・編集し、ポスターや図鑑・着ぐるみ等を用いて、来場者に生態や交雑問題について説明しました。また、斎藤 URAは、展示物を調整するとともに、本学の共同研究者や同窓生等に広報し、現地省庁・日系企業・子供ら幅広い来場者の集客に貢献しました。
8月19日と20日には、URAはタイにおける本学の全学協定校であるチュラロンコン大学とカセサート大学を訪問し、本学と縁の深い研究者と意見交換を行いました。チュラロンコン大学では、すでに協力が進んでいる霊長類研究に加えて幅広い分野での研究協力に向けた議論を行い、新たな部局間協定等の締結に向けて、現在URAが調整を進めています。カセサート大学では、現行のSATREPSプロジェクトについて情報収集しました。
今後も、東南アジア現地の研究者や学生のニーズを元に、更なる学術研究の進展に向けて企画を練っていきます。
福田URAとタイの学生の様子①
福田URAとタイの学生の様子②
ブースの様子