京都大学学術研究展開センター(KURA)は、トヨタ財団 イニシアテイブプログラム「異なる国・セクターを繋ぐ科学技術イノベーションコーディネーションに関する学びあい:人材育成プログラムの開発と政策提言」の一環として、7月上旬にプロジェクトメンバーの京都来訪とインターンシップを受け入れました。大垣 英明 エネルギー理工学研究所 教授、小林 知 東南アジア地域研究研究所 教授、園部 太郎 URA、斎藤 知里 URAが中心となり、タイの研究所・大学、カンボジアの省庁・大学・企業等のプロジェクトメンバー計15名を招へいしました。
今回は、人材育成プログラムの開発を主眼とし、講義・中小企業訪問・ワークショップを行いました。参加者からは、今まで知らなかった日本の研究支援に関する知識や実体験が得られたと大変好意的な反応が寄せられました。また、科学技術イノベーションコーディネーションに必要な素養・それを伸長するための方策について活発な議論が行われました。
その後、タイ・カンボジアからの参加者のうち1名ずつがインターンとして延長滞在をし、中平 博之 URAや田上 款 URAが本学の研究支援について講義を担当しました。その後、インターンは人材育成プログラム(ベーシックコース)のモジュールや講義の内容を作成し、最終日(7月19日)にハイブリッド形式で行われた成果発表会には、多数のURAを含む参加国の関係者が参加し、成果発表を傾聴しました。
中小企業訪問時