2024年6月19日、第50回京都大学宇治キャンパス産学交流会<エネルギー理工学研究所>が開催され、京都大学学術研究展開センター(KURA)理工系部門 宇治地区担当URAが開催に協力しました。今回の交流会には、京都大学エネルギー理工学研究所から2名、関連企業から1名の講演があり、60名が参加しました。
京都大学宇治キャンパス産学交流会は、「京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会」が京都府中小企業技術センターけいはんな分室を事務局として実施しているものであり、宇治キャンパスの4つの研究所(化学研究所、エネルギー理工学研究所、生存圏研究所、防災研究所)における先端研究や民間企業における最新の研究課題等を紹介し、人的交流を通じて、地域産業の発展などの社会貢献に役立てることを目標としています。
今回は、本学の研究シーズの紹介として、中嶋 隆 エネルギー理工学研究所 准教授より「レーザーで簡単に作れるナノ材料とナノ構造」、山本 貴之 エネルギー理工学研究所 助教より「イオン液体を用いた安全性の高い蓄電池の研究開発」の講演がありました。また、CONNEXX SYSTEMS株式会社の塚本 壽 代表取締役から「Game Changer, 空気電池SHUTTLE Batteryのご紹介」のご講演がありました。講演後は、中嶋 准教授・山本 助教の研究室の見学を行いました。
参加者は、講演や実験室を見学することにより、レーザーや蓄電池に関する先端的な研究シーズを大変わかりやすくかつ身近に感じることができ、活発な議論が行われました。
本交流会開催にあたり、京都府中小企業技術センターと本学教員の橋渡しを岡田 直樹 URAが担当し、村田 卓也 URA、田上 款 URA、長谷川 景子 URAが協力しました。