京都大学学術研究展開センター（KURA）の天野 絵里子 URAと水野 良美 URAは、世界的な出版動向を調査するとともに、出版・大学関係者とのネットワークを形成するため、2024年2月21日、22日の2日間にわたり台北国際書店（Taipei International Book Exhibition）に参加しました。

展示では、主に国立台湾大学の出版会（國立臺灣大學出版中心／National Taiwan University Press）と交流し、出版活動を介した本学とのコラボレーションの可能性について意見交換を行いました。そのほか、同展の関連プログラムとして開催されていた Professional Forum（2024 TIBE Frankfurt Publishers Training Program）にも出席し、現在、世界レベルで出版業界が抱える課題（AIの功罪、最新技術やゲームを介した若年層の読者の取り込み等）について理解を深めることができました。

同日程中、2月22日の午前には台湾の最高研究機関である中央研究院 (Academia Sinica)を訪問し、研究環境とそれを支える専門職員（アドミニストレーター等）のマネージメントについて意見交換を行いました。

KURAでは、学術出版の動向調査や他研究組織との意見交換を通じて、本学の研究推進に努めていきます。

台北国際書展 展示フロアの会場風景