2024年2月19日に京都大学学術研究展開センター(KURA)のURA5名及び本学の研究者4名は、フランスの社会科学高等研究院(L’École des hautes études en sciences sociales; EHESS)を訪問し、同院及びハイデルベルク大学の研究者と共に「学術研究展開セミナー」を開催しました。約30名が参加しました。
本セミナーは2023年10月19日に本学にて開催された「欧州拠点×KURA学術研究展開セミナー」を受け、学術的対話の更なる発展を目指して開催されたもので、「人工知能(AI)」・「ケアと高齢化・人口移動」・「学術機関の国際協力」・「ウェルビーイング」の4つのパネルセッションが設けられ、各分野の研究者が話題提供をした後、参加者による質疑応答・意見交換が行われました。
本学からは「人工知能」のパネルで大西 琢朗 文学研究科 特定准教授が、「ケアと高齢化・人口移動」のパネルでマリオ・ロペス 東南アジア地域研究研究所 准教授が、「学術機関の国際協力」のパネルでKURAの神野 智世子 URA・藤川 二葉 URAが、「ウェルビーイング」のパネルで小西 賢吾 人と社会の未来研究院 特定准教授及び亀山 隆彦 研究員が、それぞれ話題提供を行いました。
今後も、KURAでは本セミナーを契機としてEHESS及びハイデルベルク大学との三者間連携の枠組みを構築していくと共に、欧州拠点とも協力しながら海外研究者の渡航受入や本学研究者の海外への派遣、共同ワークショップの開催など、さらなる連携を支援します。
(参考)