京都大学 学術研究展開センター Kyoto University Research Administration

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IRセミナーシリーズ第5回「京都大学で『責任ある研究評価』を考える―研究評価改革最前線から―」を開催しました(2023年12月8日)

12.18 (Mon)2023

京都大学学術研究展開センター(KURA)は、2023年12月8日に責任ある研究評価についての最新情報を共有し共に考えるセミナーを開催し、学内の教職員170名以上が参加しました。

当日、話題提供をしたKURA 佐々木 結 URAは、国内外で研究評価改革の議論に参加してきた経験を踏まえ、「責任ある研究評価」という研究評価を見直す国際的な動きを紹介しました。また、国内で使われる数値指標の意味やその限界について十分理解した上で指標やデータを使うことの重要性について、具体例も交えながら説明しました。
質疑応答では、参加した教員が自らの経験も交えながら分野の中での研究評価について紹介、課題を提起するなど、活発な議論となりました。終了後アンケートでも、「研究評価の問題点について、理解が深まった」「過去の経緯から最新の状況も織り交ぜて端的に説明していただいたのでわかりやすかった」「IF非難の中で、自分の次の論文を投稿する際、IFはやっぱり参考になるのではないか。やはりできるだけ良い雑誌に投稿しないと、研究者は伸びない」「評価指標に頼りすぎてはいけない、ということはよくわかりましたが、ではどうしたらよいのか、とても難しいと思った」など、様々なコメントが寄せられました。
本セミナーは橋爪 寛 URAが司会・進行を行い、岡﨑 麻紀子 URA、池本 翔子 事務担当職員とともに企画を担当しました。

KURAでは、今後も本学の研究力強化推進へ貢献するため、大学や部局の運営においても重要な研究評価に関する様々な視点からの情報提供をIRセミナーシリーズとして行っていきます。

今回のセミナーの資料および質疑応答、動画は、学内限定で公開しております。
セミナー情報はこちら

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