京都大学学術研究展開センター(KURA)は、2023年11月10日に京都大学学術研究支援棟地下会議室にて、KyotoU Future Commonsワークショップ企画「社会課題解決に研究がどう貢献するか考える―カードゲーム[ひみつの研究道具箱]体験―」を開催しました。本ワークショップは、社会課題への貢献を可視化するハブサイトKyotoU Future Commonsの関連企画として、参加者が今後の研究基盤形成に向けて社会課題へのアプローチに対する柔軟な発想や新たな視点を獲得することを目的に開催されました。URA、研究者、産連担当者、学生など17名が参加しました。
当日のワークショップでは、東京大学生産技術研究所の最新技術がカードになったゲーム「ひみつの研究道具箱」を使用し、ゲーム開発者である松山 桃世 東京大学生産技術研究所 准教授のファシリテーションのもと、様々な立場の参加者が3班に分かれてゲーム形式でアイデアの交換を行いました。
最後のワークショップ振り返りで出た意見には、新たに気付いた点・学んだ点として「社会課題からさらに課題を抽出する視点・方法」「組み合わせることの可能性」などがあり、今後試してみたい点、自分の業務に生かせそうな点についても様々な意見が寄せられました。
本ワークショップは稲石 奈津子 URA を中心に企画、当日のファシリテーションの一部を長谷川 景子 URA が担当し、岡﨑 麻紀子 URA 、鮎川 慧 URA 、伊藤 健雄 URA 、森山 理美 URA が企画・運営に携わりました。
KURAでは、社会課題解決に向けた研究基盤の形成や方法について、今後も考えていきたいと思います。
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