京都大学学術研究展開センター(KURA)の園部 太郎 URAと斎藤 知里 URAは、世界の研究支援に関する英文書籍「The Emerald Handbook of Research Management and Administration around The World」に「Empirical and Empathetic Approaches Taken by Science, Technology and Innovation Coordinators in Southeast Asia」と題する章を寄稿しました。
KURAは、研究支援職の国際会議INORMSの日本開催のプロモーションを担い、ASEANから33名の参加に貢献し、日ASEANに関するセッションも企画しました。この功績が評価され、日ASEANでの最新動向に関する執筆依頼を受けました。
本章では、両URAが取り組んでいる、ASEANにおける科学技術イノベーションコーデイネーターの認知度をあげる活動事例を挙げています。とりわけ本学の教員や東南アジアの有識者からは、フィールドワークでの実体験に基づき、異なる文化やセクターの方との共感が重要であることを学びました。そして、指導教官や先輩のメンターシップ、良心や公益を優先させるという姿勢が大切であろうと考察しています。