2023年9月20日、21日に独ゲッティンゲン大学で日独6大学アライアンスHeKKSaGOn^＊の第9回学長会議が開催され、京都大学学術研究展開センター（KURA）のURAが支援を行いました。前回はコロナ禍でオンライン開催となったため、4年ぶりの対面開催となりました。
今回の学長会議は“What Opportunities and Challenges does Artificial Intelligence offer to the Higher Education Sector?”と題してAIがテーマとなりました。冒頭のオープニングセッションでは、６大学の学長らが登壇してパネルディスカッション形式でAIの研究・教育現場における課題や問題点、あるいは機会や期待について忌憚ない議論が行われました。各大学のAIに関する取り組みについて紹介するセッションもあり、URAは資料の作成などで協力しました。

その後研究プロジェクトごとに分かれてパラレルセッションが開催され、そこに今回、L-INSIGHTのグループが初めて加わりました。これはHeKKSaGOnのスピンオフとしてURAが支援しているプロジェクトで、日独の若手研究者らが研究環境や研究領域に関する超領域的なテーマについて対話を行うものです（第一回目のオンラインイベントの内容はこちら）。参加したL-INSIGHTフェローは今回のHeKKSaGOn学長会議でも分野横断的な研究ネットワーク形成の重要性などについて議論し、そのために必要な事柄を学長らに向けて発表しました。

HeKKSaGOnというプラットフォームを活用した日独学術交流の促進に向けて、今後もURAは支援をしていきます。

全体の集合写真

6大学学長の集合写真

L-INSIGHTフェローによるプレゼン