京都大学学術研究展開センター（KURA）は、ポストアワード支援の一環として、 JSTのCOI-NEXT拠点（本格型・地域共創分野）に採択されている「ゼロカーボンバイオ産業創出による資源循環共創拠点」の研究開発推進やビジョン形成のためのワークショップ（2023年9月5日、舞鶴市赤れんがパーク開催、参加者39名）の企画開催支援、JST委員による拠点サイトビジット（2023年9月13日、京都大学桂キャンパス開催）への対応支援を行いました。
沼田 圭司 工学研究科 教授がプロジェクトリーダーを務めるこの拠点では、本学を代表機関として、株式会社島津製作所と京都府が幹事機関となり、7大学等、12企業、4自治体が連携してゼロカーボン技術を活用した地域産業の活性化に取り組んでいます。本プログラムでは、企業、地域事業者や自治体等との協働・共創が強く求められており、URAが拠点参画機関のコーディネートや、会議・イベント等のファシリテーションをサポートしています。
京都大学拠点の活動は2021年度からの育成期間を経て、2023年度より最長10年間の活動を開始したところですが、いずれのイベントにおいても、今後の研究開発計画やその展開に関する意見交換がなされ、新たな研究テーマの発案にも至りました。
大学としても拠点を全面的に支援していく方針であり、URAがその発展に今後も貢献できるよう努めて参ります。