京都大学学術研究展開センター(KURA)の斎藤 知里 URAと園部 太郎 URAは、中心となって採択されたトヨタ財団イニシアテイブプログラム「異なる国・セクターを繋ぐ科学技術イノベーションコーディネーションに関する学びあい : 人材育成プログラムの開発と政策提言」の一環として、2023年7月31日~8月3日の4日間の日程で、本学教員や東南アジアの共同研究者と共にカンボジアを訪問しました。本プロジェクトは、研究機関と省庁、地元住民や民間企業の間で調整ができる人材を育成することを目指しています。
7月31日には、先ずカンボジア資源開発庁を訪問しました。午後にはカンボジア産業科学イノベーション省(MISTI)にて開会式典を主催し、MISTI大臣臨席のもと、在カンボジア日本大使館大使の挨拶が代読され、現地でも幅広く報道されました(参考 : 2023年08月02日 KHMER TIMES MISTI, Japan and Thailand to enhance regional STI collaboration)。
翌日には、国立バッタンバン大学を訪問し、大学教職員、地元行政官や企業とワークショップを行った後、Wild Edible Gardenを見学しました。引き続き、地元企業二社を訪問し、工場視察の後、現状課題と解決法について、カンボジア・タイ・日本人の間で意見交換の機会を持ちました。
今後は11月にタイでのサイトビジットを予定しています。
(参考)
開会式典の様子
バッタンバン大学Wild Edible Garden見学
地元企業での議論の様子