京都大学学術研究展開センター（KURA）海外出身研究者支援チームは2023年7月20日、JSPS科研費の英語説明会 FY2024 KAKENHI Seminarをオンラインで開催し、海外出身研究者を中心に44名が出席しました。

本セミナーは、例年申請者の多い科研費に関心を持つ海外出身研究者を主な対象として開催。当日は、KURAの斎藤 知里 URAが、2023年度の公募スケジュール及び変更点、さらに、申請書の作成における留意点、 KURAによる科研費申請支援に関して説明を行いました。

続いて、過去に採択経験のあるMahon Murphy 法学研究科 准教授より、過去の採択経験に基づき、申請書を作成する上で注意すべきポイントの説明、そして審査員経験のある長谷部 伸治 国際高等教育院 特定教授より、審査員の立場に立って申請書を見直すべきポイントについて説明がありました。参加した研究者にとって実際の採択経験を聞き、審査員からの視点に対する理解も深まりました。

続く質疑応答では、寄せられた質問に登壇者やURAから回答したほか、Jeremy Rappleye 教育学研究科 准教授からも採択経験者の立場から、審査区分の選択方法など具体的に補足説明がありました。参加した研究者にとって有意義な交流の場ともなりました。

本セミナーはKURAの斎藤 URAを中心に企画、佐々木 結 URAが司会進行を務め、科研費支援を担当する菅井 佳宣 URA、藤川 二葉 URAが当日の質問対応、大石 万寿美 事務担当職員が企画・運営を支援しました。
今後も海外出身研究者への資金獲得支援を通じて、研究力が最大化される環境づくりに努めてまいります。

本セミナーの資料は、学内限定で公開しております。
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