科学技術広報研究会(JACST: Japan Association of Communication for Science and Technology)の設立15周年記念シンポジウムが、2023年5月11日~12日に名古屋大学で開催されました。京都大学学術研究展開センター(KURA)からは大西 将徳 URAと藤田 弥世 URAが現地参加し、登壇された方々はもちろん、様々な研究機関の広報担当者30名以上の方と意見交換を行いました。JACSTとは、100以上の大学・研究機関に所属する広報担当者が、広報活動における問題意識・問題点を共有し、お互いに助け合い、共に成長していくことを目指したネットワークです。本シンポジウムには現地に約60名、オンラインで約40名の計100名程度と、会員総数約200名のうち、約半数に及ぶ人々が参加しました。
本シンポジウムは2日間にわたり、AI翻訳と多言語化、プレスリリース、地元メディアとの関係構築といった、研究広報ならではの課題をテーマとしたセッションや、有事の際の大学としての広報のあり方を扱ったワークショップなど、5セッション・2ワークショップが開催されました。
また、2日目には、名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 企画・プロジェクト推進部門 情報発信ユニットに所属するURAら3名と、研究広報に関する意見交換を行いました。
2日間を通じ、KURAの研究広報チームとしてすべきことなどを問い直す、非常に有意義な機会となりました。
名古屋大学URAらとの打ち合わせ