京都大学学術研究展開センター (KURA)は2023年3月8日に「JST 主要ファンド事業説明会2023」をオンラインで開催しました。本学の研究者・職員・大学院生合わせて210名が視聴しました。
今年公募が予定されている科学技術振興機構(JST)の研究公募事業の多くが科研費と公募日程が被ることから、研究者が自身の公募申請の戦略を早い段階で検討することがより重要になります。1月末の文部科学省・JSTへの出張で得た情報をいち早く本学研究者へ提供し、早めの準備を促すことを目的とし、本説明会の企画・運営を行いました。
説明会ではまず、大西 将徳 URA、渡邉 吉康 URAから2023年度公募予定のJSTファンドの概要や重複制限・スケジュールの注意点について紹介しました。その後、川口 利奈 URA、大西URAから、新規事業である「GteX・ALCA-Next」、既存事業である「CREST・さきがけ・ACT-X」、「創発的研究支援事業」、「A-STEP」について現時点で分かっている公募情報の詳細を紹介しました。A-STEPでは更に、面田 学 科学技術振興機構 産学連携展開部 研究支援グループ イノベーション推進マネージャー にもご登壇いただき、本格型・育成型・可能性検証の各事業の特徴の違いや、審査員から見たA-STEPの魅力についてもお話しいただきました。
アンケートでは各制度を比較しながら一度に聞けるため分かりやすかった、公募要項だけでは分からない情報を得られた、募集開始時期の目安を知ることで申請準備計画を立てやすくなったという内容の感想が複数寄せられました 。その他のご意見・ご要望を含め、本説明会の成果を今後の研究支援活動に反映させてまいります。
今回の説明会はKURAのJST担当(田上 款 URA、大西 URA、川口 URA、渡邉 URA)の企画・運営で開催しました。
本説明会情報はこちら
文部科学省・JSTの出張報告はこちら
●A-STEP事業についてJSTと意見交換を実施しました(2023年1月30日)
●JST戦略的創造研究推進事業について文部科学省と意見交換を実施しました(2023年1月30日)
●CRDSのナノテクノロジー・材料ユニットを訪問しました(2023年1月30日)
●新規研究開発事業GteX・ALCA-NEXTについて文部科学省・JSTと意見交換を実施しました(2023年1月30日)
●創発的研究支援事業についてJSTと意見交換を実施しました(2023年1月30日)