2023年1月27日、京都大学学術研究展開センター(KURA)が、世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム(L-INSIGHT)とともに、大学院教育支援機構との連携のもと、L-INSIGHTキャリアプログラム「若手研究者の海外留学・海外転職、再考――パンデミック後の研究キャリア選択」を開催、会場参加は63名、オンライン参加は184名のお申し込みがありました。イベント当日は記録的な大寒波の影響で過去に類を見ない積雪量の中、現地参加申込の方の半数以上にお越しいただきました。
第一部のシンポジウムは、プログラムを企画した仲野 安紗 学際融合教育研究推進センター 次世代研究創成ユニット 特定准教授の司会で進められました。まず、狩野 光伸 岡山大学 副学長 (L-INSIGHTアドバイザリーボード)が開会にあたってのメッセージを伝えられた後、「若手研究者による国際経験ケーススタディ」をテーマに、2カ国以上の国で研究経験のある3名の研究者により、自身の経験を通じて得られた学びが紹介されました。ついで、藤原 綾乃 日本経済大学 経営学部 准教授から国際流動分析に基づいた研究キャリア構築の現状が紹介された後、藤田 弥世 URAなど10名のファシリテーターが支援して、オンラインから寄せられる質問や感想も取り上げながら、登壇者を交えた参加者とのグループディスカッションを盛り上げました。
続いて第二部では若手研究者支援ショーケース「研究者の歩き方セミナー」として、「今日からはじめる融合研究」というタイトルで、藤田 URAによるワークショップを行いました。
第三部では園部 太郎 URAによる司会のもとネットワーキングを行い、登壇者を囲んだり、同じグループだった人同士で議論したりと、思い思いに親睦を深めました。
本シンポジウムは、伊藤 健雄 副センター長、園部 URA、藤田 URAのほか、佐々木 結 URA、豊田 裕美 URAが企画・実施に携わりました。
イベント情報はこちら