学術研究展開センター（KURA）では、法学研究科院生向けに令和6（2024）年度採択分日本学術振興会特別研究員制度（学振）準備説明会を2022年12月13日に開催しました。昨年度開催した説明会が好評であったことを受け、今年度も同研究科より依頼があり、開催の運びとなりました。特別研究員（DC、PD）への申請を検討している大学院生を対象として、学振の制度、取得のメリットなど、まず学振を知ってもらうことを目的に、早めの準備が肝要であることから、昨年度より早い時期に対面形式での説明会を開催しました。当日は、大学院生（法政理論専攻、法曹養成専攻）、特定助教合わせて6名の参加がありました。

説明会の運営は、法学研究科大学院掛と協力してKURAのURA（稲石 奈津子、藤田 弥世）が行いました。説明資料は事前配布とし、当日は資料のポイント説明、学振に採択された法学研究科の3名（DC1、DC2、PD各1名）の経験談と質疑応答が実施されました。質疑応答に関しては、KURAの藤田 URAも参加者からの質問に応答しました。

説明を担当した採択者の中には、昨年度の説明会参加者もおり、説明会での先輩の経験談がこれから申請する院生に大変有益であったことが伺い知れます。今年度も採択者の方の経験談と質疑応答が素晴らしく、また、昨年度と違い説明会終了後に直接質問でき、現特別研究員と面識ができたことは、これから申請する人にとって対面開催ならではのメリットがあったと思います。KURAとしては、今後も若手研究者支援に貢献していければと考えています。