京都大学学術研究展開センター(KURA)研究国際企画チームは国際交流基金の協力のもと「Seminar Series: Enabling Scholarly Exchange Beyond Borders / Vol.1 with the Japan Foundation」を2022年11月16日にオンラインで開催しました。
このセミナーシリーズは、国境を越えた学術交流に関心を持つ研究者・スタッフの国際的なネットワーク作りに貢献することを目的として開催されました。当日は国際交流基金から松尾 尚子氏、現在国際交流基金フェローとして京都に滞在中のRein Raud エストニア・タリン大学 教授、Yaara Elior Morris 国際日本文化研究センター 国際交流基金フェローのほか、京都大学人文科学研究所 連携研究者のRomaric Jannel 博士がスピーカーとして登壇し、当日は国内外から26名が参加しました。
冒頭、松尾氏からの国際交流基金の助成金制度の概要紹介に続き、Raud 教授からは「For a fusion of scholarly horizons」、Morris フェローからは「My Experience as a JF Fellow」、最後のJannel 博士からは「The future of Kyoto School」というタイトルでお話いただきました。それぞれ国境を越えた移動、分野をまたいだ研究者同士の交流、家族の帯同による地域社会とのつながりなどにより、様々な歴史や知識が交錯・融合し、研究が深まることの重要性が共有されました。オンライン開催とはなりましたが、スピーカー同士はKURAの会議室で一堂に会し、対話することができました。こうしたフェローシップなどの活用により、顔を合わせた対話が積み重なり、今後さらに知の融合の機会が増えていくことが期待されます。
本説明会はKURAの斎藤 知里 URAが国際交流基金と共同で企画、佐々木 結 URAが当日モデレーターを務め、大石 万寿美 事務担当職員、上村 綾菜 事務担当職員が当日運営・広報を担当しました。今後も様々な国際的モビリティを促進し、本学の研究力強化に努めてまいります。
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