2022年11月2日、”Approaches in Environmental and Wildlife Conservation”と題したセミナーがハイデルベルク大学で開催され、京都大学学術研究展開センター（KURA）の神野 智世子 URAはドイツ側大学との調整などを支援、冒頭の挨拶を行いました。
これは2021年11月23日に本学欧州拠点がリエゾンオフィスを務める日独６大学アライアンスHeKKSaGOnと本学が推進する文科省プログラム「世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム（通称L-INSIGHT）」が連携して実施したオンラインイベント “Five Dialogues for Future Research and Science with Early Career Researchers”を経て、対面でのセミナーが実現したものです。
L-INSIGHTフェローの本郷 峻 アフリカ地域研究資料センター 特定研究員、ヒャルマー キュール マックス・プランク研究所 博士、ヨッヘン ミュラー カールスルーエ工科大学 博士が参加、カタリーナ ブロッツマン ハイデルベルク大学 博士がホストを務めてくださいました。
それぞれ研究の専門分野は異なるものの、「環境保全」という共通課題に対する各々の研究の視点や方法論の違いについて活発な議論が行われ、参加者から「時間が足りない。何時間でも議論を続けられた。」といった声が聞かれました。また、本郷フェローからは、同じ研究分野であれば国際学会などで会う機会があるが、分野横断的にこのようなネットワークが広がるのは非常に意味がある、とのコメントが寄せられています。
オンラインの時期を経て、こういった対面での研究者交流の重要性をあらためて認識する機会となりました。

セミナー参加者