京都大学学術研究支援室(KURA)海外出身研究者支援チームは、2022年8月25日に英語による科研費説明・交流会「KAKENHI interactive session with a past reviewer and awardees」をオンラインで開催し、33名(うち研究者15名)が参加しました。本説明会は、KURAが経験豊富な審査員や科研費の採択経験者を招き、今年度申請を考えている研究者との関わりを持つことや、科研費のシステムに親しんでいただくことを目的として開催されました。
初めに佐々木 結 URAより、今年度の科研費支援制度の詳細やスケジュールについて説明がありました。続いて、過去に採択経験のあるDavid Herbschleb 化学研究所 特定助教、Subhajyoti Samaddar 防災研究所 准教授、Ortega Miguel Alvarez 法学研究科 特定准教授より、過去の採択経験に基づいた経験談、申請書を作成する上で焦点を当てるべきポイント、また審査員が読みやすくするための点に関しての説明が行われました。
その後審査員経験のある石原 慶一 エネルギー科学研究科 教授より、審査員として確認を行う項目の説明があり、具体例として科研費(B/C)の審査手順や、審査で最も重要である評価要素の説明がありました。参加した研究者にとって審査員からの視点に対する理解も深まり、貴重な交流イベントとなりました。
本説明会はKURAの佐々木 URAが司会進行を務め、小山田 彩 URA、斎藤 知里 URA、村田 卓也 URA 、事務担当職員の上村 綾菜が企画・運営を支援しました。
今後も海外出身研究者への支援の提供を通じて本学の研究力強化に努めてまいります。
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