桂キャンパス全体をテストフィールドとして試験実証研究を推進する学内ファンド「桂キャンパス実証研究促進ファンド」の企画・運営を、工学研究科と京都大学学術研究支援室(KURA)の桂地区 URA(大西 将徳、下郡 三紀、大西 兼司、岡本 昌彦)で実施しています。2021年度の実施に引き続き、2022年度は7月に公募を行い、1件の採択が決定しました。
桂キャンパス実証研究促進ファンドは、桂キャンパス全体をテストフィールドとして試験実装研究を推進し、桂キャンパスの立地を生かし産学連携の現場としての試験実装を後押しすると共に、研究の可視化を目的としたファンドです。京大発の研究シーズの実用化、産学連携の促進を目指し、2021年度に開始し、今年度2回目の公募を行いました。審査は工学研究科運営会議で行われ、1件の研究提案が採択(条件付き採択)となりました。今後、安全面などの懸念事項への対処を採択研究者と工学研究科、URAで検討し、桂キャンパスでの実証研究を開始する予定です。
昨年度当該ファンドを使って進められた実証研究については、4件の研究が今年度も引き続きキャンパスでの実証研究を継続しています。KURAは、今後も多様な研究フェーズの研究推進を後押しする取り組みを進めていきます。
・「桂の庭」Webサイト
https://seeds.t.kyoto-u.ac.jp/